今月号の格言

【格言の解説】
これは、宋史の岳飛伝にある語で、何事もその機能が生かされて優れた効果を出すには、それを活用する人の心一つにかかるという意味です。これは企業経営や組織運営についてもそのまま当てはまるでしょう。みんなが常識としてやっていることや考えていることと同じことをやったり考えたりしていたのでは、他に抜きん出て成功することはできません。他人の予測を超えるような機敏さ、決断と行動の早さというものが勝利を導くものです。情報もそれを生かすためのものであり、より正確かつ迅速な決断と行動が求められます。ユーザーや社会のニーズにタイムリーに対応するにもスピードが大事です。経営者や組織の長や幹部の者たちは常に感受性を研ぎ澄まし、世の中の動きの一歩でも二歩でも先に行っていないといけません。



