企業情報

ごあいさつ

アルファクスフードシステム社長

お客さま、株主さまをはじめ、関係者の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、当社は第32期を迎えることができました。
 当該年度の通期業績見通しにつきましては、売上高2,000百万円、営業利益150百万円、経常利益130百万円、当期純利益120百万円を見込んでおります。

昨年から経済活動の正常化が進み、個人の消費回復やインバウンド需要の高まりによって緩やかな回復基調が続いております。一方で、材料費、人件費や物流コストの増加などによって物価上昇が続いており、消費支出が抑制される懸念や人手不足による供給不足から、景気の持ち直しが、依然として先行き不透明な状況が続いております。
 このような環境のもと、当社は創業時より一貫し、外食企業を中心とした顧客に対し「情報システムインフラ企業」として、利益追求のための食材ロス削減を実現する「飲食店経営管理システム®」、人件費の最適化や生産性を高めるための勤怠集計管理システム「Timely」を主力に「食材費」・「人件費」の二大原価の透明化を可能にするパッケージシステム及び基幹システム「FOOD GENESIS」をハイブリッドクラウド型で提供するとともに、業界に特化したPOSシステム、オーダーリングシステム、配膳AIロボットなどの周辺サービス等を通してトータルソリューションシステムを提供しております。
 今後は、当社の顧客である外食関連企業へ、人手不足の解決の一手として配膳AIロボット、除菌ロボット、除菌ゲート、掃除ロボットの導入を推進し、AIロボットについては、水平展開を強化してまいります。また、直販営業としましては、中小規模の飲食店に向け「飲食店経営管理システム®」、「自動発注システム」を核としたシステムサービス提供や勤怠集計管理システム「Timely」の販売を進めてまいります。

当社は、これからも「食文化の発展に情報システムで貢献する」を社是として掲げ、サステナビリティとして、主軸製品である「飲食店経営管理システム®」において、食材ロスの削減により地球環境改善の「環境保護」の取り組みに関わり、さらに、特許を取得しています拡張機能「自動発注システム」では、食材発注の自動化や棚卸集計の自動化、そして配膳AIロボットも含め、社会の生産性や労働環境の改善につながる取り組みを通して、持続可能な社会をつくるために外食産業の情報システムインフラ企業を目指してまいります。
 社名の「アルファクス」とは、ギリシャ語で、物事の始まりを意味する「α」と、限りない可能性を秘めた「Χ」を結びつけた造語です。ご提案するソリューションの最初から最後まで、責任をもって取り組ませていただくという私たちの姿勢を示すものです。この社名に、フードサービス業界専門の情報システム企業として、お客さまと共に、業界発展のお手伝いをしたいという熱い思いを込めて、初心を忘れず、取り組んでまいります。

さらなる事業発展に向け、新課題に取り組み、お客さま、株主・投資家の皆さまをはじめとする関係者の皆さまのご期待にお応えできるよう精進し、時代を先取りした最先端な技術により、必ずお客さまの繁盛に繋がるシステムをご提供し「食文化の発展に情報システムで貢献する」企業として邁進する所存でございます。

つきましては、今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


代表取締役社長 藤井由実子