 | VENTURE SPOT 2011年7月号 | 一覧に戻る | |
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炭火焼鳥りある(利有) |
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<技術と経験を活かし、自己資金0円で開業> |
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7年前まではバンドを組み、CD発売、海外ツアーなど幅広い音楽活動を行っていた異色の経歴を
持つ横地氏。バンド活動を引退後の8年間、学生時代からのアルバイトでの飲食経験を活かし、焼き
鳥店、居酒屋などで働く。和食・イタリアンなど、ジャンルにとらわれず、様々な経験を積む。カウ
ンター越しにお客様と楽しく会話ができ、気楽に立ち寄れる焼き鳥店を、いつかは自分でやりたいと
思っていた。そんな時、株式会社ムジャキフーズの業務委託契約による独立システム「トラスト方式」
を知り、経験と技術をもとに、自らの企画を熱意と共に提案。“0円開業オーディション”を突破
し、2010年8月、渋谷・道玄坂の一等地に「炭火焼鳥・りある(利有)」を開業。確かな味とお客様の
心をつかむ接客で毎日多くの常連で賑っている。
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<全てのお客様の顔を見ていたい> |
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もともと人当たりが良かったという横地氏。店は明るくアットホームな雰囲気が居心地良いと評
判。「いらっしゃいませ」よりも、「こんばんは!」、「どうも!」と言った言葉が飛び交う。現在、常連
客は6〜7割を占めるが、常連客の多い店にありがちな、新規客が入りづらい、居づらい雰囲気はな
い。店内の全てのお客様の顔が見えるよう、焼き台のあるカウンターに立ち、調理をしながらも、常
に全体に気を配り、偏りがないよう調整しているという。特別な接客術やマニュアルはない。ただ、
全てのお客さんを愛し、どんな時も100パーセント全力で接している。
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<“本物”=リアルを追求しつづける> |
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横地氏は、自らを、経営者でも職人でもなく“パフォーマー”と表現する。素材に付加価値を付け
て、お客様を満足させる美味しいものと時間を表現するのが自身の役割という思いからだ。定番の焼
き鳥だけでなく、毎日自ら仕入れた旬の素材を使った日替わり逸品メニューも取り揃える。いつで
も、何度来ても、飽きのこない、楽しみな店でありたいとのこと。接客も料理も“ニセモノ”ではな
く“本物”=リアルを常に追求しつづけている。店名の『りある(利有)』には、そんな思いと、お
客様にとって利の有る店であるようにと意味が込められている。人と人との繋がりや縁を大切にし、
与えられたチャンスをつかみ、独立開業の夢を実現。「フジロック」に出店するという次なる夢の実現
もそう遠くはなさそうだ。
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会社名 : 炭火焼鳥りある(利有)
店舗名 : 炭火焼鳥りある(利有)
所在地 : 東京都渋谷区道玄坂2−8−8 MJ渋谷道玄坂ビル2階
T E L : 03-6416-9261
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