 | VENTURE SPOT 2012年10月号 | 一覧に戻る | |
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炭火焼肉ホルモン忠吉 |
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<親しみやすく、アットホームな店主> |
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都営大江戸線、西新宿5丁目駅のすぐ裏にある繁盛店「炭火焼肉ホルモン忠吉」。親しみやすい看
板と、広い間口とが相まって、外観はとても入りやすい雰囲気。店舗を運営するのは、鹿児島出身と
いう原口毅氏だ。店内はどこか懐かしい雰囲気が漂い、原口氏の人柄を表すようなアットホームなお
店である。
原口氏は専門学校入学と共に上京。飲食店のアルバイト経験からそれを生業として選んだ。一度は
飲食店を辞め、不動産業界で働くも、リーマンショックをきっかけに飲食業に戻ることを決意する。
以前からの人脈と不動産業界での経験から仕入先や店舗を確保し、自身が大好きだったホルモンの店
をオープンさせた。それが「炭火焼肉ホルモン忠吉」である。
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<不動産業界経験が活きた店舗立ち上げ期> |
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いまでこそ安定した店舗運営をしている原口氏だが、オープンして少し経った後、来客数の減少に
悩んだことがあった。オープン直後はものめずらしさからか来客数も順調だったが、時と共にそうい
ったお客様が減少してしまったのである。その時に活きたのが不動産業界経験。チラシのポスティン
グを積極的に行い、「お店から半径1キロ、約2万枚のチラシをポスティングした」と話す。その効果
が新たなお客様やリピーターを生んだのだという。最近は女性客も多く、サラリーマン、家族連れだ
けでなく、女性の一人客という、焼肉店には少し珍しい客層も掴んでいる。メニューにもこだわりが
あり、できるだけ新鮮な物を、素材の味を活かして提供することや、鹿児島の人脈から、芋焼酎の種
類も豊富に取り揃えている。
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<地域密着型のアットホームな店舗の展開> |
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今後は、不動産業界の経験と自身の人脈を活かし、現在のお店と同じ様な地域密着型のアットホー
ムな店舗を展開していきたいのだという。「自分が大好きなホルモンを軸に展開していく予定」と語
る原口氏に慢心はなく、一号店が軌道にのった今でも変わらず昼前には店舗に出向き、仕込みにも余
念がない。こだわったホルモンを多くの人に食してもらいたいという想いを語る原口氏の今後の活躍
に期待したい。
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会社名 : 株式会社忠吉
店舗名 : 炭火焼肉ホルモン忠吉
所在地 : 東京都渋谷区本町3-8-10
T E L : 03-5388-8911
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