ニュースリリース

年頭所感

平成28年1月
株式会社アルファクス・フード・システム
代表取締役社長 田 村 隆 盛

 あけましておめでとうございます。

 昨年は、経営体制を刷新し、営業組織の再構築により利益率が改善し、4期ぶりの黒字となりました。 経営体制の刷新は、上場以降、社内抜擢の役員組織編成後から長年の利益低迷によるもので、持続的に成長する企業として、高利益体質へと原点回帰する決意でもありました。
 この度、新しく取締役に就任いたしました、栃木取締役は公認会計士、片岡取締役はMBA(経営学修士)で、実務責任者として執行役員を5名体制にし、グローバル視点で会社の成長戦略を共に練り発展させていけると確信しております。また、当社創業以来、初の相談役に就任した堀江相談役は、都銀支店長を経て会社経営の経験もあり、監査役、取締役と、長年に渡り一緒に歩んで参り、これからも当社の発展に一層強力に推進していただけることとなりました。

 さて、当社の事業領域である外食産業においては、消費税の増税、円安などの影響による食材の高騰、人材不足が続いており、依然として厳しい状況が続いております。 国内初で取り組んだ主力の「ASPサービス事業」におきましては、今期も引き続きシステム機器納品先を中心に拡大して参ります。

 前期後半から販売を開始しましたパッケージソフトウェア「飲食店経営管理システム(R)」は、外食企業が必要とする仕組みが全て網羅されています。 「飲食店経営管理システム(R)」は、18年前に当時のパソコンのスペックに入りきらなくなり、惜しまれながらも、ASPサービス事業に経営資源を集中するために一旦販売を止めておりましたが、ご使用されているお客様からの強い要望もあり、またインターネット回線を必要としない業態向けに、単体システム運用も可能なWindows版として再販を開始しました。 「飲食店経営管理システム(R)」は、レストラン、居酒屋はもちろん、カフェ、仕出し、給食事業、回転寿司、ホテル宴会、ウェディング会場など、POSシステムが他社メーカーもしくはPOSシステムがない業態でも食材を扱う全ての企業様にご導入いただけます。 当社が創業以来推進する「自動発注」の仕組みにより、食材の発注ミス・ロスが、5%〜10%改善し利益を生み出すのが、「飲食店経営管理システム(R)」の基本機能です。 このように、あらゆる"食"産業へのご提案ができるパッケージソフトウェア製品ですので、これからの販売の推移をご期待ください。 今後は、ASPサービス事業や、システム機器とも融合したビジネスモデルを創り、パッケージソフトウェア事業を成長させていきます。

 食材の適正コントロールは、利益率改善だけでなく、地球環境への貢献のひとつでもございます。創業29年目を迎える当社は、社是「食文化の発展に情報システムで貢献する」の通り、これからもパイオニア精神を持ち続け、外食業界の情報システム分野を牽引していく、リーディングカンパニーであり続けたいと思っております。

 今年も、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

以上


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