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| 粉飾決算のステーキ「宮」が、ジャスダックへ改善報告書を提出 |
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ステーキ中心の外食チェーン「宮」(本社 宇都宮市)が、2001年2月期から2005年8月中間期までの全決算で粉飾をしていた問題で、同社は先月中旬に、ジャスダック証券取引所に改善報告書を提出したことが明らかになった。 粉飾を行った前経理担当専務に対しては、民事と刑事の両責任の追及に踏み切ることとした内容となっている。 改善報告書は同社が長年粉飾の事実を発見せず、2005年8月中間期の決算報告書を同11月30日の期限までに提出しなかったためジャスダックが提出を求めていた。 宮田永善社長や顧問らが先月15日に県庁で会見した。 同社は前専務に証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いがあるとみて、先月13日に証券取引等監視委員会に報告書を提出、民事についても、損害賠償請求をしていくという。 同社は当初、刑事責任追及については消極的だったが、顧問は「信頼回復のためにはやるべきことはやるにつきると判断した」と述べたという。 4年半にわたって粉飾決算を見抜けなかった中央青山監査法人については、契約を継続していくか検討するという。 報告書によると、同社は昨年11月12日、同監査法人から2005年8月期の決算報告書に問題があるとの指摘を受けた。 16日から弁護士や公認会計士を交えて社内調査を始めたところ、前経理担当専務が「単独」で粉飾を行い、損失計上は14億3000万円にのぼると判明し、同期決算報告書を出すことができなくなった。 粉飾を発見できなかった理由として (1)経理担当専務が予算策定から財務管理まで一括しており内部けん制が機能 しなかったこと (2)同専務から部下が商品数の水増し表記の指示を受けていたが、内部告発で きる体制になかったこと (3)業績予想に関する報告は同専務が口頭で行い、取締役会が形がい化してい たこと−などを挙げている。 今後はこうした点をふまえ改善策を講じていくとしている。 |
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